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卒論の発表会って何?

卒論の発表会とは何かですが、簡潔に言いますと卒業論文を発表する場を設けてもらい指導者である方の前でプレゼンテーションを行うことです。あくまでこんな感じの卒業論文を書きます、ということを指導者の前でプレゼンテーションをします。ただ、注意すべき点は、この卒業論文発表会は合格を貰うために行う発表会です。その為、肝心の論文ができていませんではお話にならないので注意が必要です。一応、論文発表会の前に中間発表という論文を本当に描き上げているかどうかの発表会がありますので普通であればそれをクリアしてなければこの卒論発表会にはいきつかないのでこの点はあまり心配する必要はないでしょう。卒論発表会はいわば大学で4年間学んできたことの集大成を発表する場です。その為、指導に当たった教官などから何を学んだのかということも発表することになるため、何も学んでこなかったのか、何かを学んだうえでさらに自分なりに答えを見つけ出したのかという物を指導者の前で発表するわけです。発表する時間はおおよそ10分程度でしょうが、質疑応答という物がありまして、この質疑応答が重要なポイントでもあります。この質疑応答とは論文に対して質疑応答を第3者が行うという物で指導者であったり様々な方が質疑応答を求めます。自分で論文を書いたのだからこれくらい堪えられるであろうという質疑が飛んでくるのですが、恐らくこの質疑応答に答えることができないと論文自体を認めてもらうことは難しいでしょう。何故なら、指導者の中にはこのように考えている人もいました、その論文どっかで聞いたような気がするとか、その論文、○○という人物が作り上げたやつに似ているような気がすると感じ取った場合、ひょっとしたらこの論文実はパクリ何ではないかと、そしてひょっとして論文の内容理解してないんじゃあないかと、こうなりますと質疑応答で論文を書いた人物は果たしてその論文に意見を求められた際、応えることができるでしょうかという問題です。恐らく答えることは無理であると言えます。何故なら、指導者がどっかで聞いたことがあると感じ取るような論文という物は広く知れ渡った論文の写しのようなもので、恐らくですが、論文を完全に見たことがあるからパクリのような気がすると指導者の方は感じているのです。つまり、何例もある論文を読み続けていれば指導者の方もおおよそどの論文に似たような感じのやつがあったような気がすると感じ始め最終的にはこの論文には、自分の考えという物がないのではないかと取られてしまうのです。こうなると恐らく、論文は不完全であるものだと思われるでしょう。ここが重要なポイントで多くの論文は、自分の言葉で自らが作った論文を説明してないことが多いです。ですので、論文発表会とはテーマを自ら決めて何を発表するかという目的意識をまず持ちます。目的意識を持ったら今度は、自分の言葉で論文を組み立てていき、資料を作ります。何故資料が必要であるかですが、人間文字ばかりではデータとしてみた場合信頼性が低くなるためグラフなどで統計を取ることでデータに真実味を持たせるため最近の卒論では統計を見やすくすることができるグラフを用いるのです。卒論発表会ではパワーポイントを用いて発表する機会が多くなっていますのでこうしたデータを見せるということはそれだけ周囲の方に納得してもらうプレゼンテーションをやりやすいのです。これも、例えば企業が新商品の売り上げを数字だけでドンと発表するのとわざわざ前年比と現在の売り上げの推移をグラフで説明したほうが、おおっ、わが社の商品はこんなにも売り上げが良い製品を新製品として売り上げたのかということが分かりやすく説明可能です。ですので、最近のプレゼンテーションでは、見てわかるグラフを用いて自分の考えを押し通すための材料としているのです。これはビジネスでは当たり前に行われている行為で、問題でもあるとされています。ここでいう問題は、ひょっとして、そのグラフ、自分に都合よく作ってないというう問題があるのですがこれについては、恐らく論文の発表会でも同じことが言われる可能性は高く、指導者の方から都合が良すぎるグラフではないかと突っ込まれることはあるでしょうが、グラフが真実であれば堂々と何故真実であるかを述べれば納得して頂くことができるのでこの点は、論文制作者が小細工をしてないことを前提としています。以上が卒論の発表会って何ですが、言ってしまえば卒業をするための合格をいただく発表会で論文に対して突っ込みが入る発表会であるということです。その突込みに対して明確に答えることができれば対象者を納得させることができできなければ評価を失い印象を悪くするだけであると考えるとよいでしょう。ただ、失った印象を取り戻すには、やはり、質疑応答で答えるしかないので如何に自分の論文を理解しているかも問われます。

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卒論とは何?知恵袋より詳しく教えます。

大学を卒業する皆さんは、「学士」という学位を与えられます。学士は英語では Bachelor’s degreeと言います。この英語を意訳すると、「学者見習い」となります。「見習い」という言葉がつくのであまり良い気分がしないかもしれませんが、学者であることを名乗のる以上、自分の学識を世のため、人のために使うということを意識する必要があります。卒業論文はいわばその訓練、一歩目であると言えるでしょう。
その大事な一歩目として意識するべきプロセスは以下の3つです。

1.自分の学識を総合して考え、表現する。
2.他者の意見を踏まえ、再評価する。
3.起承転結、及び因果関係に意識しながら論理的に文章を構築する。

1点目を別の言葉で言うと、自分で考え、自分なりに表現してみるということです。卒業論文を書く際にはある物事や検証するべき事象に対して仮説を考え、検証方法を考え、検証結果を予想し、得られた検証結果の解釈について考察する必要があります。とにかく考えをめぐらすべきことが多くあります。その際に、大学時代だけでなく、これまでに自分が学んできたことや経験してきたことを考慮に入れて、自分の価値観や目線で評価することが重要になってきます。誰が書いてもいいような、一般論ばかりの、自分の考えを盛り込んでいない卒業論文には価値がありません。むしろ、自分が学んだことや経験や価値観を元に考え出されたアイディアや考察は、他者にとっては大変価値のあります。少なくとも、同じ目線もった人間は自分しかいないのだから、貴重であり、最大限尊重されるべきものです。そのような、独自で新しいものの考え方やとらえ方を「新学説」と言うのです。是非、その独創性に富んだ、自分なりの学説を大事に育ててください。自分の考えを他者に表現するということは勇気が必要となり、場合によっては恥ずかしいと思うことかもしれません。しかし、再度言いますが、自分という人間、同じ目線を持った人間はご自身しかいないので、その目線で考えたことはとても貴重であり、人類にとって価値のあることに違いありません。是非、それを他者に堂々と表現するように心掛けてください。

2点目は1点目と逆のことを言うようですが、他者の意見を取り入れることの重要性を言っています。自分が学んだことや経験や価値観を元に唱えた「新学説」は非常に価値のあるものですが、他者が唱える「新学説」も等価に価値があるということを意識してください。卒業論文を書く際には、先生や先輩、同級生など、様々な人たちに意見を聞いてください。場合によっては自分の考えと違うことを言われたり、意にそぐわない指示を受けるかもしれません。その場合でも、他者の言うことに対して反発するのではなく、一度、自分の考えと異なる部分を整理し、フラットに、どちらがより正しいか考えてみるように心掛けてください。その結果、自分の考えが間違っていたと思うことがあっても、決して恥ずかしいと思うことはありません。むしろ、自分の考えが間違っているということを今回学んだということとなり、まさに学者として一歩成長できたと言えるでしょう。そもそも、卒業論文のテーマは正解が用意されているようなものではなく、正解を早く当てたからと言って偉いわけではありません。むしろ、この試行錯誤のプロセスを踏んで、学者を育てることこそが、卒業論文を書くことの意義であると言えるかもしれません。

3点目は、卒業論文の書き方についての注意点とテクニックについて述べています。卒業論文は論文である以上、何かを誰かに理解してもらえるように書かなくてはなりません。「誰か」というのは、同級生などの友人だけでなく、もっと多くの人を指します。極端な話、全世界の人に向けて発信するという気で書く必要があります。そのために、意識するべきルールとして、「起承転結」と「因果関係」があります。起承転結を意識するべき部分は、1文に関してだけではありません。1段落、1章だけでもなく、卒業論文全体で「起承転結」しているかどうかを意識することが重要になってきます。これを実現するためのテクニックとして、目次を最初に書き、それぞれの項目が起、承、転、結のいずれに属するのかを意識するようにしておくことが挙げられます。なお、起、承、転、結の順番を変更するという論文もあります(特に、英語圏では結論が先になる場合が多い)が、論理構成を明確にしながら書くことで自分の考えも整理されることがあるので、卒業論文では起、承、転、結の順を守って書くことをおすすめします。また、「因果関係」についてもよく意識するようにしてください。長大な論文になってくると、なぜそのようなことが言えるのか、自分の考察がどのような評価結果によるのかについて、明確でない部分が出てきてしまうことがあります。そのようなことがないように、因(原因となる事柄)と果(果)の関係についての一覧表を論文を書くのと同時に作成することをおすすめします。この表は論文発表会の準備でも大いに役立つことでしょう。