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卒論のパワポの作り方、例を教えます。

卒論で発表をするときにはパワポを使ってプレゼンテーションをするのが一般的です。パワポをあまり使った経験がないと、どのように作ったら良いかがわからずに困ってしまうでしょう。この記事では卒論のパワポの作り方を紹介します。作り方の例も取り上げるので参考にしてください。

#卒論のパワポの基本
卒論のパワポを作るときには基本を押さえるのが大切です。パワポの作り方で悩んだときに知っておくと役に立つ基本のポイントをまとめたので参考にしてください。

・指定されているフォーマットか一般的なフォーマットを利用する
卒論のパワポは一般的な構成とフォーマットに従って作るのが大切です。学部学科から指定されているフォーマットや所属研究室などで使用しているフォーマットがあったら使いましょう。特にない場合にはパワポの標準フォーマットを利用するのが良い方法です。

・1スライドあたり1分程度を目安に作成する
パワポでプレゼンテーションをするときには1スライドあたり1分程度を目安にして作成しましょう。15分の発表なら15枚のスライドで完結するように全体を構成します。1枚のスライドに盛り込む内容も1分で説明しきれるように絞り込むのが大切です。

・データは図表にして一目でわかるようにする
データは基本的に図表にして一目でわかるようにしましょう。テキストで表記しても短い時間で理解してもらうのが難しいことが多いので、特に数値データはグラフにするなどの工夫をするのがおすすめです。

・図表を1枚のスライドに詰め込みすぎない
図表は1枚のスライドに1つを原則として詰め込み過ぎないのが大切です。複数の図表が同じスライドに含まれていると、聴衆はどこを見たら良いかがわからなくなります。比較をしたい場合以外には1枚のスライドに図表は1つまでにするのが効果的です。

#卒論のパワポの作り方の例
卒論でパワポを用意するときには具体的な作り方を知っているとスムーズに作成できます。ここでは卒論のパワポの作り方の例を紹介するので、一般的な流れに沿って作れるようになりましょう。

・タイトルスライドを作成する
卒論のパワポはタイトルスライドから始めます。スライドの中心にタイトルを書き、その下に氏名や学生証番号などを書いて自分の発表だとわかるようにしましょう。発表する日付も記載しておくのが一般的です。

・プレゼンテーションの流れを示す
タイトルの次のスライドでは卒論発表のプレゼンテーションの内容について流れを示します。「研究目的・背景」「研究方法」「研究結果」などといった項目で、ページ数と対応させた目次を作るのが一般的です。研究結果が複数にまたがる場合には、内容ごとに分けて「○○の調査概要」「××の統計処理結果」などといった形でアウトラインを細かくわかるようにします。

・研究目的と背景を紹介する
卒論のプレゼンテーションの最初に必ず研究目的と背景を紹介します。1枚か2枚のスライドを使用して、過去の研究を参照しながら自分がどのような目的で研究をしてきたかを明らかにしましょう。研究の開始時点でゴールが明確になっている場合には、ゴールも冒頭の部分で記載します。

・研究方法を具体的に示す
卒業研究の目的に基づいて、どのような研究方法を選んだかを具体的に示します。研究方法が一般的でない場合には研究方法そのものの概要も数枚のスライドで解説します。アンケート調査やインタビュー調査などの場合には、質問の項目もこの部分で示すのが一般的です。研究方法が複数あるときには、1つのスライドで1つの研究方法を説明するとわかりやすくなります。

・研究結果を適切な順番で示す
研究方法まで紹介が終わったら、研究結果を示していきます。研究成果を伝えることを意識して、論理的にわかりやすく構成して研究結果を紹介するのが大切です。必ずしも研究を進めた順番通りにする必要はなく、理解しやすさや論理構成を考慮して結果を示すようにしましょう。複数の可能性がある場合には、順番を入れ替えてみてわかりやすさを比較してみるのが良い方法です。

・研究成果を最後に1枚にまとめる
最後に研究結果をまとめて、卒論の成果を分かりやすく端的に示します。1枚のスライドにまとめて一目で成果がわかるようにするのが効果的です。複数のスライドにせざるを得ない場合には、それぞれのスライドで結論を記載するようにしましょう。

#まとめ
卒論のパワポは1スライドにつき1分を原則として全体構成を考えると発表時間に合わせてわかりやすいプレゼンテーションを作成できます。全体のアウトラインを紹介した上で、研究目的と背景の説明から始めて研究の方法や結果をプレゼンテーションしていきましょう。パワポを作成するときには内容ごとに1枚のページを使用するのを原則にすると聴衆にとってわかりやすくなります。プレゼンテーションの最後には成果を記載して、卒業研究の総まとめをするようにしましょう。

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卒論のパワポ、テンプレートはどうやって探すの?

卒業論文で用いるパワーポイントのテンプレートをお探しということですが、テンプレートは基本、ソフトウェアに初めから搭載されているものを用いるか、テンプレートとは何かを解説しているサイトから頂戴する形で利用するかが挙げられます。ウィンドウズに初めから搭載されているものを使用すると仮定した場合、すでに用意されているテンプレートに必要な項目をつけ足して編集することでテンプレートとします。ですがこの方法では、既存のテンプレートであるためデザイン性はかなり低いです。そのため、ソフトウェアを提供しているマイクロソフトのパワーポイントの公式サイトにアクセスし、プレゼンテーション用テンプレートを探すのが望ましいです。この例は、https://templates.office.com/にあるテンプレートを自由にダウンロードすることができるエリアからテンプレートを探します。この方法の利点はマイクロソフト公認のテンプレートであるため、自由にテンプレートの改変が許されます。ここで一つ注意を込めておきますが、実はマイクロソフトオフィスシリーズのパワーポイントのテンプレートには無償で提供可能なものと有料という形でテンプレートを提供しているものがあります。マイクロソフトのオフィスシリーズのテンプレートを提供している公式サイトは有料のものはありませんので安心ですが、その他サイトでは有料となるものがあります。卒業論文の場合、パワーポイントでいくつの資料を提示するかによっては、デザインを凝ったデザインで資料提供したいという場合、残念ですが無料のパワーポイントのテンプレートではデザインはほぼ同じで統一性こそありますがインパクトを与えるのは難しいです。そこで、登場するのが有料テンプレートというもので数千円程度で提供されているテンプレート群です。こうしたテンプレートはgoogle検索エンジンで有料テンプレートと検索エンジン上に入力すれば多くのテンプレート群がヒットします。ヒットしたテンプレートのデザインを確かめたいのであればgoogleエンジンからイメージを抽出してどのようなテンプレートがあるかを見れば簡単にデザイン群を確認可能です。では、そもそも、有料って何だということですが、有料はお金を取りますがその反面デザイン性を意識したものをテンプレートとして提供しており、データ入力後グラフなどを構築した際、自動でグラフデザインが凝ったデザインになるというものです。パワーポイントはスライドで情報を次々に表示していくという手法上インパクトを重視し、データに何か動作を与えることで記憶に残る情報として記憶してもらおうというソフトウェアです。そのため、企業などではいかにインパクトを持ち強い印象を与えるかを考えていて、情報をただ単に垂れ流し状態にするのではなく、情報をいかに見せて情報に動きを与えてうまく印象に残るようにするかを考えているのです。テンプレートはそんなインパクトを与える情報提供を可能とする土台であるため、中にはカラフルなものから格好いい演出が入るものなどがあるのですが、これを一から自分で作り、テンプレートとして組み立てていくと時間がかかるため、無料化有料のテンプレートを使用するというわけです。いずれもインターネットからテンプレートを取得しますので後は、どういったデザインの卒論のテンプレートを必要とするかが明確にわかっているのであればインターネット上からいくらでもテンプレートを探すことができます。なお、やっぱり、テンプレートは自分で作るべきではないか。という学生の方においてはパワーポイントの扱い方を解説している書籍にテンプレートを自ら作りプレゼンテーション用の土台とする方法が記載している書籍がありますのであえて、自分で作るというのも一つの手段です。なぜなら、無料のテンプレートというのは、案外デザインだけを重視してまして、動作した場合における情報の流れというものが考慮されておらず、見難い文字になってしまったり、スライドで実際に動かしてみるとあれっ?なんか色がおかしいなどのほか文字のフォントが統一されてなくて見難いという問題すらあります。つまり、スライドを通してみてみたということを前提としておらず、あくまでプレビュー上できれいであるというテンプレートも多いので案外自分でテンプレートを一から作り一つ一つ手作りでスライドを作り上げたほうが案外実際に本番でスライドショーをする場合問題を抱えることなく動作させることができるのです。無論、こうした位置から手作りする時間なんてないという学生の方は、有料化無料のテンプレートをインターネット上から取得して卒論のパワーポイントに用いればよいので後は本番にきちんと文字などが表示されるか、表示されない場合、フォントの変更を急ぐべきなのか程度は確認するようにしましょう。なぜなら、テンプレートはそうしたプロジェクターに通したらどうなるかというのを案外考えてないことが多いのです。そのため、一応、テンプレートでスライドを作り動作を確認して文字が見えるかどうかを確認するのは本番で大丈夫なのかを確認するために企業でも同様にテストをするわけです。他人のテンプレートで失敗するのと自分のテンプレートで失敗するのとでは大違いですので後はどちらを選ぶかは個人の自由です。

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卒論の目次のテンプレートはこれだ!

大学生の集大成ともいえる、卒業論文。単位がかかっていることもあり、スムーズに卒業したいなら、的を射た卒論を作成することはとても大切です。卒論の目次について、テンプレートを交えてご紹介します。

◇卒論と作文はちがう

大学時代の卒業論文、おそらく多くの学生さんにとって初めての経験ではないでしょうか。大学の卒業論文は、小学生の作文とはそもそも異なるもの。作文は自分の感情や日々あったことをまとめた日記形式の文章ですが、一方で卒業論文はひとつのテーマに対して、自分が学術的にリサーチしたテーマを掘りすすめて書いていきます。

このテーマについて、どう調べて、どう感じたのか学術的に記述をおこなっていくのです。またいきなり筆を進めていこうとすると、行き当たりばったりの中途半端な文章になってしまうので、はじめに「核」となる文章の構成を決めておきます。

文章の構成に気を配りながら文を書いていくと、横道にそれたり、脱線したりすることもなく芯のある文章が書けるようになります。何ページにもおよぶ長い論文だからこそ、自分なりに構成を考えて書き進めていくことが大切です。

◇卒業論文、目次のテンプレート

では具体的に、卒業論文の目次のテンプレートを見ていきましょう。

【卒長論文の目次】
・序章 はじめに
・第1章
※第1節
・第1項
・第2項

※第2節
・第1項
・第2項

※第3節
・第1項
・第2項

※第4節
・第1項
・第2項

※第5節
・第1項
・第2項

終章 おわりに

▼参考文献の一覧

◇卒業論文の構成の仕方

卒業論文では、はじめにから始まり、終章のおわりにまでつなげていきます。また途中にはいくつかの章があります。そして章の中には節があり、その中に項とよばれる項目があります。章や節、そして項の数は卒業論文の長さによっても異なってくるので、自分で随時調節をおこないながら、増やしたり減らしたりしていきましょう。

また最後には参考資料として、論文を書くときに引用した文献を挙げていきます。長文を書き上げたあとに文献を調べ直すのは困難な作業なので、引用した文献はその都度、メモやカメラ機能で残しておくと便利です。

ちなみに参考文献の欄に書く資料は、ちらっと見た程度のものはふくまれません。あくまで自分の卒業論文に引用をおこなった資料のみ、記載しておくので充分です。また本を引用する場合は、一般的に出版された年が古いものから先にリスト化していきます。時代の順番にならべていくことで、見やすいレポートにまとめることができます。

◇目次はブックマークのようなもの

また目次を作成するときに、多くの方が目次の付け方に悩むことが多いようです。どう組み立てていいのか思い浮かばずに、パソコンを打つ手が止まってしまうこともあります。そんなときには「どうして目次を書かなければいけないのか」その目的に立ち戻って考えることがおすすめです。

私たちが小説や雑誌を読むとき、たいていの本には前の方に目次が付いています。目次が付いているからこそ、この小説や雑誌が何をテーマに取り扱っているのか、どんな内容が書いてあるのか、わずか1~3分で推測することができます。

何万字にもおよぶ卒業論文に、まったく目次を付けずに出したら、受け取った教授はどう思うでしょうか。最初から最後まで目を通さなければ何が書いてあるかわからない卒業論文は、どう考えても苦痛しかありません。

一方で何万字にもおよぶ卒業論文に、少しだけ手を加えて目次を設定してあげると、それだけで見ちがえたように見やすく読みやすい卒業論文に仕上がります。「この論文にはこのような内容が書いてあります。だからぜひ、読んでみてください」と読む相手に訴えかけることができる手段が目次になってくるのです。

理想をいうと、目次を読むだけで卒業論文のテーマがわかってしまう、そんな目次を作成していきましょう。いい目次を作成することで、卒業論文がぱっとあかるくなり、手に取ってもらいやすく高評価になれる卒業論文になっていきます。

◇目次は最終的に、変えてもいい

また最初におおまかな目次を作成しておいても、文章を書いている途中で、目次に書かれた項目と文章がかけ離れてしまうことがあります。そのまま提出してしまうと、筋のとおらない論文になってしまいます。

全体に目をとおしてみて目次と本文の内容が離れてしまっていたら、提出前に推敲をおこない目次の内容を修正していきましょう。目次に書かれているのはその段落に書いてある、いわば看板のようなもの。看板におそばと書いてあるのに、一歩お店に入ってみてハンバーガーのお店だったら誰もがガッカリしてしまいます。そうならないように、本文の内容が変わってしまったら、目次の項目も随時修整をかけていくことが大切です。

最後にいい卒業論文を書こうと思えば思うほど、緊張して筆が進まなくなることもあります。有名な人の卒業論文と比較すると、たしかに学生の方の卒業論文は見劣りしてしまうかもしれません。自分のこれまで調べてきたことに自信をもって、あなたらしい論文を書くことが大切です。